江戸時代の中期頃、江戸や大坂といった大都市圏では犯罪者がものすごい数で増えてしまったとのこと。その時に犯罪を犯した人を一般の人と区別するために入墨刑という処罰が導入されました。
具体的に言うと、犯罪を犯した人の腕の肘の関節から少し下の位置に二本の線を入れると言う、犯罪者の印を入れたのです。
地域によって、模様や形は様々のようですが、犯罪者に消えない烙印を押すと言う意味合いで刺青を使ったのはどの地域でも違いがないようです。

江戸時代から刺青=犯罪者のイメージがある。

最近では刺青のことをタトゥーと言って、ファッションの1部のように取り扱う風潮の方が多いですが、こと日本の文化の中で刺青のことを考えると、ファッションでかっこいいと受け止めるのはつい最近のこと。どちらかと言うと江戸時代から脈々と刺青は犯罪者の烙印と言うイメージの方が強いようです。
また、反社会的組織の構成員の多くが刺青を入れていることがあります。これは、

  1. 一般社会からの離反
  2. 反社会的組織会の忠誠
  3. 痛みに耐える覚悟

といった意味合いを示す目的がありますが、さらに付け加えるならば、周囲の人への威圧と言う意味もあります。
刺青を入れていない人が刺青を見れば、犯罪者や反社会的組織をイメージして怖がると言うケースが今でもなくなりません。ファッションとして刺青を理解する若い人も多いですが、犯罪者や反社会的組織を恐れる子持ちの家族や年配者にとっては恐怖の象徴になることもあるようです。

若い時は良いが。


刺青を入れている人が若い時は大きな問題にはならないでしょう。周辺にも若い人が多くて、年配の人と付き合うケースが少ないからです。
ですが、自分が歳をとって親になり、周辺に子持ちの家族や年配者が増えてくると一気に風当たりが強くなります。
刺青に対してファッションと言う概念はほとんどなく、入れ墨を入れている人は犯罪者や反社会的組織をイメージして恐れられることが多いでしょう。これまでの日本の文化から、そう考える人が多数を占めているのです。これは歴史に裏打ちされた人々の概念と言ってよいでしょう。
小さい子を育てている親御さんにとっては、タトゥーを入れている人は怖いのです。
そうなってくると、タトゥーを入れているだけで普段の生活や友達付き合い、近所付き合いに支障が出てきます。若い時と価値観が違うのですから仕方がありません。

消えないタトゥーを消す苦労

大人になって、年配者になってタトゥーを消したいと言う人が後をたちません。若いときの一瞬の気の迷いで入れてしまったと言う人も多いでしょう。
ですが、タトゥー刺青の特徴としては消せないと言う特徴があります。墨が体の皮膚の深いところまで染み込んでいるのです。そう簡単には消えないでしょう。

タトゥーを消すにも覚悟が必要です。

タトゥーを入れたときには、入れる痛みを角をしたと思いますが、タトゥーを消す時にも消す痛みを覚悟する必要があります。
消せないものを消すと言うのは、どんなに優秀なお医者さんでも苦労するはずです。しかもタトゥーと一言で言っても皮膚のどれくらい深いところまで染み込んでいるかなど必ず個体差があるのです。
消すと覚悟をしたからにはぜひ頑張ってください。幸い、現代の医療には、タトゥーを消すための最新の技術や機械が誕生しています。専門の詳しいお医者さんに相談しぜひタトゥーのない生活が送れるようにしてください。心よりタトゥー除去の成功をお祈りしています。

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